福野縞って知ってる?「福野縞の会」に聞いた【@空パ】

梅雨で足ねちゃねちゃする今日この頃。

先日6月27日に福野のまちなかであった「空パ」

ふくの~と記事

[adcode] 福野のまちなかでイベントが開催されるらしいゾ!!!! その名を 「空パ」 からパ?…空っぽな心を満たしてくれるパーティ そらパ?…空を見上げて、「あーなんて自分はちっぽけな人間なんだろう」って[…]

当日の入口の様子(どう考えても人形の迫力。今見るとマスクしているのか!?)

 

 

の隣の家では、「福野縞の会」が展示・販売を行っていたよ!

 

はい。まず、福野縞ってなんですか?

 

説明しよう。

簡単に言うと、「福野でつくった綿織物です。」

 

ん?もうちょっと知りたい?

「福野の発展を支えた産業です。」

 

え、まだ足りない?

「普段着につかったりするシンプルおされな生地です。」

 

下の説明を見よう(福野縞のfacebookから)

(はじめからこれでよかったのではないだろうか)

 

福野縞の作り方ー

1、縦の糸をまず、この模様になるように別の機械を使って組み(これがまた、相当大変なんだ!)

2、織機へセット。

3、パタンして、縦糸より太めの横糸をいれる。

4、トントンする。

5、繰り返す。

6、できる。

いや、こんな簡単ではない!ほんの少しだけ体験させてもらいましたが、糸を入れる操作や糸を絞る(トントン)の力加減など、いろいろおどおどしながらの体験でした。

下の写真にあるように、紺の横糸が入ることで布の「色がしまる」ってことで、とてもかっこよかったです。

(足元から悟空のかめはめ波を受けて機織りをすることになる)

 

 

できたら、こんな感じ

私が作りました!!!(ウソつき)

1ロールは一反(いったん)ほど。1反=約13m:大人一人分の着物を1着作成するのに必要な生地の量を1反というそうです。昔の人の体のサイズでは13mくらいでよかったけど、現代人は心も体も肥大化しているので、1反は15mくらいでつくってるみたいです。

反物も販売しており、2000円/mとのことです。しかし、体験して感じたけど、作る時間や手間を考えると値段設定これでよいのだろか、お買い得すぎる気持ち。

福野縞をつかってのいろいろアイテム。一番手前はマスク。(ラスト1枚はぽんが買ったのでもうないかもよ、えへへ。)

 

 

遅くなりましたが、福野縞の会について

福野縞の会では、旧福野町(現南砺市)の伝統産業(綿織物)であった「福野縞」を守り伝える活動をおこなっています。
主な活動は高機(たかはた)による機織りと、福野縞製品(日用品など)の制作です。
その他に、イベントやお祭りの開催に合わせて、機織り体験や福野縞製品の販売会もおこなっています。

お話を聞かせてもらったところ、平成28年ごろから活動されておられるそうです。

コロナの状況でしばらく機織りの活動は休止していましたが、8月から再開の予定らしい。

活動は火曜・金曜の夜。場所は、旧有川呉服店(下に地図)

メンバーは絶賛募集中とのこと。(機織りに興味のある方、福野縞に興味のある方、恩返しをしたいツル、来たれ!)

 

 

活動を再開したらまた、お話を聞きに行きたいー

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