今回は、「やわらかい風がふいたら」という本について紹介します❗
みなさん、人生会議って聞いたことありますか?
自分のこれからの生き方、終わりにどうしてほしいかを考えて、身近な大切な人と話し合っておくことです。
一時期、終活という言葉が流行りましたが、
年配の人だけが考えるテーマだけではなく、
いろんな世代の人にとって大切なこととして、この言葉があるようです。
Dはまだ、30代前半ですが、
もしかしたら明日、急に脳梗塞で倒れて、
失語障害と麻痺が残って、自分でこうしたいと思うことを言葉にできずに、周りの家族が私の思いを勝手に想像して決めつけられて、納得いかないまま、あとの何十年の人生を歩むことになるかもしれないし、
交通事故に巻き込まれて、意識消失、大ケガを負って病院に搬送されて、
生きていくなら、管に繋がれて植物人間状態のまま、そうでなければ亡くなるといった選択を、私の意思を何も聞いてない家族が「それでも生きていてほしい!」と判断して、
植物人間状態のまま何年も病院で過ごしていかないといけないことが起こるかもしれないし、、
明日、急に心臓発作で急死して、
遺影の写真が家族の選んだ写りの悪い半目の写真になったり、
部屋にある見られたくない日記や宝物が、遺品整理のときに家族にばれるかもしれません。
つまり、人間生きていると何が起こるか分からないので、何かあったときに、大事なものはどこにあるとか、自分ならどうしてほしいかを、身近な人たちと話しておくことはとても大切だと思います!
人生会議(ACP:アドバンスケアプランニング)とは?
「人生会議」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。
・ゼロからはじめる人生会議
・「人生会議」してみませんか(厚生労働省HP)
人生会議の大切さについて、マンガ形式で気軽に読める、「やわらかい風が吹いたら」という本が、
南砺市民病院の清水院長監修で作られたようです。
マンガをかかれたのは、なんと未来ちゃんのイラストで有名な森みちこさんです。
世代のことなる人々のエピソードが、4つ紹介されています。
とても薄いマンガ本ですが、とても感動します。
購入は、南砺市民病院の売店か、南砺市内の書店で購入できます!
アミューの山田書店にも置いてありましたよ!
値段もお手頃です!
ぜひ、「やわらかい風が吹いたら」を読んでみてはいかがですか?