川というのは皆さんご存じのように標高の高いところから低いところへ流れますよね。
北に富山湾があり南に向けて高い山々が連なる富山県。
写真でみていただくと上が北で、下が南。
富山県においては南から北へ、下から上へと水は流れていきます。
（我々南砺市は写真の左下、富山県の南西部に位置してますよ～）
いまのところ当たり前のことを書いてますが（笑）
その当たり前をくつがえす！！
北から南へと流れる珍しい川が南砺市福野にあるんです！！
それがこちら。
おい！ただの道やないか！！
とツッコミが聞こえますが（笑）
このグレーチングの下に川が流れています！
そう！この川こそが北から南へと流れている通称『芝井川（しばいがわ）』です。
どういう流れ方なのか地図でみてみましょう。
福野の街中の地図です。（見えづらくてすいません）
こちらも上が北で下が南なんですが、
芝井川はこういう風に流れています。
見比べていただくとわかりのですが、
川の流れの大半が道と同じ流れをしています。
つまり、川のほとんどが道の下を流れているということなんですね～
(地図は南砺市ホームページより）
ここで一つ疑問が！
北から南へ流れる川が街中を通るということは福野の街中自体も北から南へ傾斜になっているのではないのか？
確かになんか山に向かって身体がナナメっている気がします。。
芝井川について詳しい街のお年寄りに確認したところ、
昔の福野の街中に水を引くために北から南へと掘り進められた人工的な川だということがわかりました！
水路が人工的に作られるほど街中には水の確保がなかったのかな～
身体がナナメっているのは僕の姿勢が悪いようですね。。
最後芝井川は西上町の交差点へと向かって他の大きな川と合流していきます。
