みなさん、こんにちは。かぶら寿司を年末に作ってみたことを、数回に分けて紹介しています!
かぶら寿司の師匠は、昭和7年生まれで今年89歳になる私の祖母です。
今回は#2ということで、食材を漬けたところから紹介します。#1はこちら↓を参照ください。
かぶら寿司は正月におせち料理と一緒に食べられる状態になる日程で作りました。
食材の購入~食べれる状態になるまで、順を追って紹介します。
12月19日(土)AMふくの里さんでかぶを購入。

(下記の記事参照)
PMかぶを切って塩漬けにする。

かぶは、このように、割りばしを両脇に置いて、

6~7mm間隔の切れ目を入れ、1つとばしで切り落としていきます。

塩もみしていきます。
すると・・・

塩もみしただけでもかなり水分が出てきます。

隙間の無いように漬物桶に詰めていきます。

89歳の祖母の手直しが入ります。。

重石を乗せ、数日から1週間程度置いておきます。
12月20日(日)アミューで内山麹味噌店さんのあま酒(麹)とシーフード魚河岸さんで塩サバの切り身を購入する。
12月26日(土)かぶら寿司を漬ける。
①塩漬けにしたかぶをあげる。

このように塩漬けにしていたかぶから水分がたくさん染み出ていました。

重石とふたを取ると、こんなかんじでした。
②にんじんの千切りと、塩サバの切り身を挟める状態に準備していく。

にんじん…千切りにしたものを塩もみし、水分を絞っておく。
塩サバの切り身…パックから出して酢(私の家は農協のらっきょう酢です)をまぶしておく。

③かぶの切り身に塩サバを1切れずつ挟んで桶に並べていきます。
大きさと形を見ながら、なるべく隙間の無いように並べていきます。
私の並べ方が甘いのか、途中から祖母の手直しが入りました( ;∀;)笑
④並べるのと同時にあま酒の準備もしていきます。

祖母に取られました( ;∀;)
封の開ける時は、上だけでなく、側面、下の部分も切って開いていくそうです。
(なぜこのような開き方にするかは後程わかります…)
そして、今回は3段に漬けていくので、あま酒を3等分にしておきます。
ここからの写真には、祖母の手が入り込んでます。
「監督するから、あんたしられ。」と始まったかぶら寿司作りでしたが、
気づけば祖母がほとんどしていました…。89歳、元気です。

⑤1段目のかぶが並び終わったら、あま酒を敷き詰めて、にんじんの千切りをまぶします。

と、言いながらやってくれます…。
2段目…3段目と繰り返します。

3段目が終わったのがこちら↓

⑥この上を、先ほどのあま酒の入っていた袋で覆います。

ここで使うために、あま酒の封をあのように切っていたことが分かりました!(; ・`д・´)

我が家の漬物桶にピッタリサイズです(=゚ω゚)ノ

⑦封をして…

⑧重石を乗せます。
⑨桶を、雨風の当たらない屋外に置く。
そして…
令和3年1月2日(土)かぶら寿司完成!

おせち料理と一緒に食べました(*^▽^*)
重石をよけると水分がかなり出ているので、捨てて、食べる分だけ盛り付けます。
祖母曰く…
とのこと。「風邪!?(; ・`д・´)」とは?!
…風邪をひくとは、カブが透き通って酸っぱくなることだそうです。
自分で作ったかぶら寿司は出来たものを買って食べるよりも美味しく感じました。
風邪をひく前に食べたいと思います!(笑)
みなさんもぜひ、かぶら寿司を手作りしてみてはいかがですか?


